15. ’S wonderful 2/3
[1 ][2][3]
まあるい菊、赤い実、そして花卉。花を愛でる。心が和みます。新春に相応しい(?)。いつまでも、美しいと思う心を大切にしたいと思う。
平成13年初めての雪が降る。北国では雪害があり手放しでは喜べない。が、やはり、空からの贈り物。轆轤で削りを終えた後に心地よい寒さを運んでくれた。
美しいもの。それは愛、思いやり。醜いもの。それは自己中。故あって親にたてついてしまった。私の様な古いタイプの人間は親にたてつくなどという事は有る意味人でなしにも等しい。ずっと我慢して来た事だった。ただ、楽しみに訪ねてきた者に無礼を働けば、いかに非常識な私でも堪忍袋の緒が切れた。いまだかつて怒ってあんな大声を張り上げたことはない。お蔭でその後、横隔膜が痛くなって2時間近くも癒らなかった。でも、理由がどうあれ親にたてついた私は人でなしである。そう同じ血が流れているのである。
明日のみそ汁のために下ごしらえしてあったアサリです。その色や、模様に惹かれました。こんな絵付けが出来たらいいな。でも明日は、私のおなかの中に。人間って残酷?
埼京線の車内から見える桜並木。今年も満開を迎えました。昨日とうって変わって晴れの桜日和でした。上から眺める桜もおつなもの。
この世の中で一番美しいもの。それは愛。愛が美しいのはそれが生命(いのち)有るものに向けられているから。
今日16時55分。従姉妹が息をひきとった。癌であった。まだ40代の頑張り屋のお母さんであった。我が子の結婚式も見られずに。逝ってしまった。1ヶ月前に姉と他の従姉妹と見舞ったのが私が彼女に会った最後になってしまった。今まで私を愛してくれて有り難う。又、一人無償の愛をくれていた人が逝ってしまった。
最寄り駅から帰宅する時、夜空に満月の2つ手前ぐらいの月が輝いていた。満月は勿論美しいのだけれど後一歩の完璧で無いものも魅力的だったりする。陶芸になぞらえれば完璧な作品もいいのだけれど、窮屈だったりする。人間の面白さも完璧よりもどこか憎めない欠点が有った方が惹かれたりするのである。
庭に咲くもっこうバラ。眞子様の花だそうです。小さく可憐なバラ。この側で釉かけなどをします。
この間三線(さんしん)を沖縄から直輸入(?)で買った。むか〜し、沖縄に行った時に宿のおじさんや船の中で三線を弾くのを耳にした時からいつかは欲しいと思っていた。でも、なんとなく年寄りの楽器という気がして今まで買うことはなかった。で、買ったわけだがどうも右手のバチの付け方弾き方が付いていた入門ビデオではよくわからなかった。そんなときたまたま目にしたDVDのレビュー記事。沖縄で繰り広げられる恋の物語。三線も弾く所が出て来る。内容については全然期待をせずに兎も角買った。あの平良とみさんもご主人と一緒に出演というか主演のうちの一人(?)。題名は「ナビィの恋」。
ところが、実際に観てみると期待に反して面白いし泣かせる。監督はミュージカルを目指したとの事。私はミュージカルはサウンドオブミュージックや雨に歌えば以外は殆ど大嫌い。ましてや日本のものなど。でもこの作品は違う。初恋の人をいつまでも思うおばあちゃん。その初恋の人のことを知りながら結婚したおじいちゃん。いたわりやおもいやり、恋の始まり。おじいちゃんのカチャーシー(三線の早弾き)も絶品。是非観てみて欲しい。アクターズスクールの素地は沖縄にもともと備わっている事に気付かされる。きっと貴方も沖縄に行きたくなるだろう。ああ、沖縄に行きたい!!
何人かの人は悲鳴を上げているかもしれない。寝ようと思ってベッドの脇のカーテンをめくってみたら綺麗な白いお腹を見せやもりがとまっていた。2階までご苦労様。でも、なにか器に描かれた模様のようで愛らしかった。撮影のフラッシュに驚いて一目散にどこかへいってしまった。ごめん、やもりくん。
[1] [3]