陶芸徒然草II
陶芸徒然草II
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2002年5月18日(土)
4月いっぱいで陶芸教室を退会したので、土曜日が自由になりました。で、久し振りに好きな時間にロクロ挽きました。土は磁器土。久し振りでちっとも上達していない。一応、母に頼まれた皿を挽く。で、自分の作りかったものは、粘土がなくなり、次回へ。やっぱり、やっていないと上達しない。
2002年5月19日(日)
浜松町で開かれていた美術教材フェアに行く。学校教材や美術材料を扱う販売元が主催。学校の先生や販売店が多いようだが、一般の人や子供連れも。○急○ンズの人も見に来ていたようだ。私が一番楽しみにしていたのは陶紙。直にメーカーの人に質問が出来る。それに、釉薬、とんぼ玉用のガスバーナー。そして、あちこちで体験実技指導。篆刻をやってる人、指輪作ってる人、彫刻している人、様々、様々。1日居ても飽きない。結局4時間も居てしまいました。
2002年5月26日(日)
とんぼ玉教室を終えて、外に出ると雨が降っていた。教室に行く前はあんなに日差しがまぶしかったのに。家に戻るのとは反対方向に向かう。池袋の某百貨店で行われている島岡達三展に行くために。程なく着いて、展示スペースを探す。去年とは違う場所で行われているようで、店員さんに場所を聞く。と、直ぐ近くのスペースを教えてくれた。そして、先生いらっしゃるんじゃないですかと彼は言った。ちょっと浮き浮きしながらそこに辿り着いた。また、この陶器達に会えた。コバルトの青が眩しい大皿、赤貝の目跡のついた焼締めの花器。陶試紅のピンクの映える陶箱。どれもこれも私の好きな陶器達である。ひと渡り見ていると先生がおみえになった。思わず、昨年もお話しさせていただいた、と声をかけると陶器やってるんですか、お名前はと訪ねて下さった。それから、暫くの間、先生の器の釉薬のレシピや作り方をお伺いすることが出来た。ずっと話していたかったがそうも行かず、また、ひとしきり作品を眺めてから、先生にご挨拶をして、展示会スペースを後にした。家に帰ってから、又、磁器土を挽いた。なにか、また、制作意欲が出てきた。陶芸教室を先月で止めたので、時間にとらわれず作りたい時に作る事が出来る。また、来年も先生の展示会に行きたい。
2002年6月7日(日)
今日はオフなので、この間挽いてあった磁器の把手付けをした。何を隠そうこういう後処理は好きではないし、上手くいった試しもない。今回も本体と把手の乾燥具合が違っていて無理矢理付けた。だいたいが、作る時は気まぐれなので、乾燥具合に合わせてというのはなんとも苦手。でも、出来上がりはロクロで挽いただけの物より味わいがある。ということで、性懲りもなく、また把手付きの器作りに挑戦しているのである。
2002年10月5日(土)
久し振りに水挽きをした。土は残っていた会津本郷の土。母から注文のあった湯呑み5客。大きさと形がいいということで追加注文(笑)。同じものを作るのが苦手な私には結構辛いもの。10客ちょっと作ったところで粘土が切れて、終了。午後からは、昨日から来ていた姉が珍しく植木鉢を作りたいというので、一緒に手捻りをする。出来上がって乾燥へ。後は水挽きの湯呑みの削りだ。う〜ん、ちょっと辛いかも(笑)。そうそう会津本郷の土、また注文しなくちゃ。それに、月白釉も。
2002年11月15日(金)
通勤電車の中から気になっていた建物。見事な掛け分け(曇り空で撮ったのでちょっと見づらい)。下の方は何本かのストライプに。なんともモダン。たぶん、煙突か何かと思うのだけれど、粋な加飾。白地に水色なのである。でも、これ建っているのは、私の住んでいる埼玉県ではなくて東京都。埼京線の戸田公園から浮間舟渡の駅間の車窓から見ることが出来る。で、私は明日は釉掛けの予定。こんな掛け分け出来るといいんだけど。
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